TOEIC 800点までの道のり – リスニング

TOEIC800点を目指す切っ掛け

TOEIC 800点を目指す切っ掛けは転職だった。
転職先で英語を使う必要があったが、入社前のTOEIC IPでは600点だった。

提示された年収は前職よりも低く、「TOEIC600点ではこれ以上は年収は上げられない」と言われたが、1年以内に800点取れば前職と同程度の年収にはなると考え転職することにした。

ここから毎日英語の勉強をし、9か月で800点の目標を超えることが出来た。

教材

使うリスニング教材は「公式TOEIC Listening & Reading」だけで十分。
TOEIC800点までなら、これを何度も何度も繰り返し繰り返し聞くだけで大丈夫。

僕は通勤電車で常にTOEICのリスニング音声を聞いていた。
試行錯誤しながら聞いていたので、振り返ってみると非効率なやり方をしていたと思う。

学習方法

非効率な方法 – 高速リスニング

通常の速度よりも速い音声に慣れれば、通常速度の音声なら遅く感じで聞き取れると考えた。
そこで、速度を変えられるアプリを探し、そのアプリで1.25倍や1.5倍にして高速に慣れるまで聞くことを続けた。
しかし、後から振り返ると、この方法で効果があったかは甚だ疑問だ。

確かに通常速度で聞いてみると普段聞いている高速に比べて非常に遅く感じるため、なんとなく聞き取れている気になる。

しかし、実際に音を聞き取れているかというとそうでもない。
通常速度で聞き取れない音声をで聞き取れるはずがない。
速度に慣れたというだけで、聞き取れない音はやはり聞き取れないし、聞き取れる音は聞き取れる。

結局、通常音声でしっかりと聞き取れる音を増やすことがリスニングを行う上で重要だと気付く。

非効率な方法 – 聞き流し

延々と英語を聞いているとリスニング力がつくかというと全くつかない。
所詮、聞き流しは雑音と同じでしかない。

僕の親が韓国ドラマが好きで、実家に帰るといつもTVに韓国ドラマがついている。
「少しは韓国語を聞き取れるようになった?」と聞くと「全然聞き取れない」という返事が返ってくる。
字幕を読んでいるので、韓国語を言語として聞いていないのだから仕方がない。

僕がやっていた聞き流しも結局のところ、これと同じ。
単に英語の音が流れているだけで、言語として意識して聞いていない以上はやはり聞き取れない。

1時間聞き流しをするよりも、10分でも集中して聞く方が効果があると実感した。

効果的な方法 – ディクテーション

時間をかけてリスニング力を伸ばそうとしてきたが、結局のところ一番効果があるのは、一般的に効果的と言われているディクテーションに落ち着いてしまった。

ディクテーションとは「聞いた英語を一語一句書きとるトレーニング」のこと。

何が良いかというと、「どの音が聞き取れて、どの音が聞き取れないか」を自分で理解できること。

勉強に限らず何でもPDCAを繰り返し、改善していくことで成果が出る。
何が問題か、何が出来ないかが分からないことには改善もくそもない。
まずは出来ていないことを認識することが重要で、その後で改善方法を考えればよい。

英語の場合は、聞き取れない音が分かったら、後はひたすらその音を聞き取れるまで繰り返し聞くだけ。
ただし、単なる聞き流しにならないように意識して聞く必要はある。

英語は日本語と違ってリエゾンがある。子音と母音などが連結することで音が変わることをリエゾンというが、これを知らないとどれだけ聞いても聞き取れない。

実際にディクテーションをすることで「あぁ、この音とこの音が続くとこう聞こえるのか」という事が分かってくる。
これは意識して聞かないとわからない。

ディクテーションをやってみると、すごく時間がかかる。
一文一文じっくりと聞くので、全然学習ペースが進まない。
「今日はこれくらい聞く」と目標を設定しても、聞き取れない文が出てくると全く進まない。

つい焦っていつもの量を聞く方に流れてしまうこともあったが、まずは量よりも質を優先すべき。

質を優先して取り組み、ある程度聞き取れる土台が出来てから量に進めばよい。
急がば回れ。

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